この写真は、建物の看板にピントを合わせて、手前の枝垂桜をぼかすことで奥行きを意識した構図にしました。川越市に佇む中院は、静寂と歴史が調和した落ち着きのある寺院で、多くの人々に親しまれています。特に春になると、境内を彩る枝垂れ桜が訪れる人々を魅了します。朝早く訪れると、静けさの中で咲く枝垂れ桜が朝陽に照らされ、幻想的な美しさを放ちます。この桜は川越市の春を象徴する風物詩として、多くの観光客や写真を愛する人々の心を捉えています。中院の枝垂れ桜は、柔らかくしなる枝に咲く淡い薄紅色の花びらが特徴です。その花はまるで繊細なカーテンのように垂れ下がり、見上げるたびにその優雅さに感動を覚えます。特に朝の光が花びらを包み込む時間帯は、桜の美しさが最も引き立つ瞬間です。透き通るような光を浴びた桜は、訪れる人々に自然の力を感じさせ、心を和ませてくれます。
- 撮影日時:2024年3月31日
- 撮影者:ぽんさん
- 撮影場所:中院-Nakain
- 住所:埼玉県川越市小仙波町5-15-1
- 撮影機材:Canon EOS R
- レンズ:Canon EF70-200mm F2.8L IS II USM
- F値:7.1
- SS:1/833s
- ISO:3200