関東の6月の花絶景|紫陽花と花菖蒲の名所を紹介

大中寺の絶景

関東には、雨に濡れて美しく咲く紫陽花を楽しめる名所が数多くあります。
鎌倉の名刹・長谷寺では、山の斜面を彩る紫陽花が寺の静寂と調和し、訪れる人々を癒してくれます。ib茨城県の天引観音では、境内のあちこちに咲く紫陽花や池の水中花が見事です。

横浜の山下公園では、海を背景に咲く紫陽花が都会の中の癒しを演出します。栃木県の大中寺では、参道の階段に沿って咲く紫陽花が静寂な寺院風景とよく合い、写真映えも抜群です。

東京の飛鳥山公園は、桜の名所として有名ですが、初夏には線路沿いを彩る紫陽花もまた美しく、都心で気軽に楽しめるスポットです。日野市の高幡不動尊では、五重塔を背景に咲く紫陽花が荘厳な空気を醸し出し、雨の日でも心静かに散策できます。

茨城県鹿沼市の磯山神社では、提灯と紫陽花の共演が見事で、写真好きの間でも人気のスポットです。

雨の季節、色とりどりの紫陽花が境内や公園、街の風景をそっと彩ってくれる。関東の名所を巡りながら、その時だけの美しい風景に出会ってみませんか?

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6月になると、関東各地では色とりどりの花菖蒲が見頃を迎え、しっとりとした風情を楽しめる季節がやってきます。中でも特におすすめしたいのが、東京都葛飾区の水元公園。都内とは思えない広大な水辺の風景の中、約100種・1万4千株もの花菖蒲が咲き誇り、早朝の静寂な時間には水面と花が織りなす幻想的な光景が広がります。

千葉県香取市の水郷佐原あやめパークでは、400品種・150万本という圧倒的なスケールの花菖蒲が咲き乱れます。園内を巡る舟めぐりは、風情ある水郷の景色とともに初夏のひとときを満喫できるとあって、訪れる人々に人気です。

東京都江戸川区にある小岩菖蒲園は、都心からのアクセスがよく、気軽に立ち寄れる穴場スポット。50種・5,000株の花菖蒲が整然と並び、川沿いの開放的な景観と相まって、散策にもぴったりの場所です。

そしてもうひとつ見逃せないのが、埼玉県さいたま市の染谷花しょうぶ園。住宅街の中にひっそりと佇むこの園では、1万株以上の花菖蒲が日本庭園風の敷地に丁寧に植えられ、静かで落ち着いた雰囲気の中、ゆったりと花を楽しむことができます。例年6月の数週間のみ開園されるため、訪れる際は開園情報を事前に確認するのがおすすめです。

このほかにも、明治神宮御苑小石川後楽園といった都心の庭園でも、静かな菖蒲田を楽しむことができ、自然と歴史の両方を感じられる空間になっています。堀切菖蒲園は江戸時代から続く老舗の名所として知られ、**北山公園(東村山市)では自然豊かな風景とともに菖蒲を満喫できます。また、水郷の町並みが美しい水郷潮来あやめ園(茨城県潮来市)**も、舟とともに楽しむ初夏の風景として人気です。

関東には、広大な公園から静かな庭園まで、個性豊かな花菖蒲の名所がそろっています。晴れ間を見つけて、紫と白の彩りに包まれる癒しのひとときを探しに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。